【皮膚科】

指導体制

指導医(7年目以上)/2名
専門医/2名

認定

@ 日本皮膚科学会認定専門医研修施設
A 日本アレルギー学会認定教育施設

研修期間

自由選択科にて1ヶ月〜11ヶ月

研修内容及び方法
外来新患患者の予診(病歴と臨床所見、特に皮疹の詳細な記載により症状を記録する)を取り、指導医と共に診断に必要な検査(一般検査と皮膚科診断のための真菌検査、培養、パッチテスト、プリックテスト、ツァンクテスト、皮膚生検など)を進めるとともに診断のプロセスを学ぶ。

光線療法、レーザー治療手術などの計画を立て、治療薬剤の処方を行う。

自分で診た患者の治療経過を観察する。

入院患者の受け持ち医として、治療と経過を観察する。

症例検討会、皮膚病理組織検討会に出席する。

皮膚腫瘍摘出手術に参加する。
研修到達目標
皮膚所見を正確に記載できる。

真菌検査による診断、皮膚生検や皮膚の小手術の縫合が出来る。

種々のアレルギーテストの判定ができる。

皮膚科の救急処置が出来る。

軟膏療法、光線療法、レーザー治療をマスターする。

皮膚病理組織および免疫病理組織所見により診断アプローチが出来る。
研修スケジュール
  午前 午後
外来(新患・再来) アレルギー検査
皮膚腫瘍手術
外来(新患・再来) 光線療法・レーザー治療
アレルギー検査
外来(新患・再来) 外来(新患・再来)
外来(新患・再来) 小手術・症例検討
外来(新患・再来) 光線療法・小手術
外来(新患・再来) 休診
1人の研修医が1ヶ月間に経験できる症例の概数
症例名 症例数
湿疹・皮膚炎群(アトピー性皮膚炎を含む) 30例
細菌感染症(伝染性膿痂疹,丹毒,類丹毒など) 10例
真菌感染症(カンジダ症,白癬症など) 50例
ウイルス感染症(疣類,口腔,外陰ヘルペス,帯状疱疹など) 10例
乾癬(尋常性型、関節症型、膿疱型、など) 10例
自己免疫性水疱症(天疱瘡,類天疱瘡など) 3例
悪性リンパ腫(菌状息肉症,皮膚T,B細胞腫など) 3例
蕁麻疹、痒疹類、薬疹 20例
先天性角化症 3例
皮膚外傷(熱傷,外傷など) 3例
膠原病(全身性エリテマトーデス,皮膚筋炎,強皮症など) 3例
皮膚腫瘍(良性腫瘍、悪性黒色腫、など) 10例
指導医責任者

金 子 史 男
 

【専門医・指導医・認定医】
●日本皮膚科学会認定専門医/指導医
●日本アレルギー学会認定専門医/指導医
【専門分野】
●皮膚病一般
●皮膚アレルギー・免疫異常疾患の診断と治療

メッセージ

皮膚症状は全身を写すバロメータである。皮膚科学は皮膚症状を診ることによって、生体の変化を把握できる学問です。皮膚の臨床を学ぶのに学んでおいて損はありません。

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