後期研修医募集について
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【眼  科】

指導体制

指導医(7年目以上)/2名
専門医/2名  PDT認定医/2名

認定

@ 日本眼科学会専門医制度研修施設

概要
 当院眼科は、日本眼科学会専門医制度研修施設で、眼科専門医2名が常勤している。総合南東北病院と、眼科クリニックの部門に入院設備があり、全身状態が不良の方は、本院で他科との連携を行っており、全身状態が良好の方は眼科クリニックでの入院管理を行っている。外来は、1日平均117名、年間34491名、入院患者は、1日平均10名、平均在院日数が3.0日と短期入院を心がけている。
 手術は、白内障、網膜硝子体手術、緑内障、斜視、眼窩、涙道手術(涙道内視鏡も完備)など、すべての疾患に対し対応可能である。平成21年度は1,208件(レーザー治療を除く)。手術は、毎日行っており、患者さんのご希望にあわせ、また、緊急時でもすぐに対応できるよう、患者さん第一に考えている。手術は並列(手術機器2セット完備)で対応できるようになっているため、時間内に多くの手術を行うことができる。当院は、網膜硝子体疾患に対応できる数少ない施設でもある。また、当院は脳神経疾患の患者さんが多いため、神経眼科疾患(視神経炎、複視など)が多く、大学病院並みの豊富な内科的疾患が多いのも特徴である。眼科腫瘍に対しては、他科との連携により、PETと最新の陽子線治療が可能である。水曜日、金曜日は全科の症例検討会があり、他科との連携強化と、最新医療の習得ができる。24時間救急体制のため、眼科救急疾患も学べる。
 平成21年からは、加齢性黄斑変性症に対し全国でも数少ない最新機器のハイテルベルク社製のHRA+OCTを導入し、診断の向上に努め、マクジェン硝子体注射、ルセンティス硝子体注射、PDT(光線力学療法)を行っている。当院の関連病院での研修もあり、地域に密着した医療を学び、将来、一人医長での勤務が可能である。当院は全身管理も含め、幅広い初期、中期、後期研修医の養成に努めている。

研修計画
日本眼科学会専門医の取得を目標とし、眼科全般の知識と臨床診断、治療、手術手技を習得する。

診断・検査、外来での新患患者の予診、検査を行い患者さんに耳を傾け、患者さんとのコミュニケーションをとり、診断に近づく技能、知識を会得する。

入院患者、手術患者の術前・術後の経過を通じて入院患者の管理の方法を学ぶ。

救急患者、眼疾患は眼科指導医の指導のもと診療にあたる。

治療手技、硝子体注射、結膜下注射、テノン嚢注射、ブジー、涙嚢洗浄、眼鏡、コンタクトの処方、眼科検査機器の習熟。

医療経済のしくみについて学ぶ。

毎月1回患者さん向けの講演会による地域住民との交流を図る。

当院眼科関連施設(滝根診療所、南東北春日リハビリテーション病院、南東北泉崎診療所)での地域医療を学ぶ。

卒後3年目

霰粒腫摘出、麦粒腫切開、マイボーム腺梗塞切開、翼状片切除術、重瞼術、結膜弛緩症、内反症手術、斜視手術、超音波白内障手術(部分介助)、レーザー治療、角膜提供者の眼球摘出
卒後4年目

超音波白内障手術(単独で実施)、白内障嚢外摘出術、眼瞼下垂症手術、斜視手術、眼球内容除去術、緑内障手術、外傷、涙道手術、羊膜移植
卒後5年目

上記手術の技術確立
専門医取得まで

網膜復位術、硝子体手術、角膜移植の手技研修
取得できる資格
日本眼科学会在籍5年後に眼科専門医を取得

社会人大学院入学による、学位の取得

PDT認定医(眼科専門医取得後)

平成21年度実績
症 例 名 症 例 数
白内障(網膜硝子体手術併用は除く) 856例
網膜・硝子体手術 198例
その他 154例
合計 1,208例
メッセージ

当院は網膜硝子体手術、神経疾患などが豊富にあり、大学病院並みの外科的治療、内科的治療など幅広い症例が多数経験でき、診断、治療技術が向上できます。
毎日手術を行っており、並列での手術が可能なため、時間内で豊富な症例を行っており、早期に手術手技の得とくが可能です。網膜硝子体に興味がある方、院内保育園を完備しているため女医さんも大歓迎です。

総合南東北病院 研修医募集専用サイト

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