後期研修医募集について
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【呼 吸 器 内 科】

指導体制

指導医(7年目以上)/3名
専門医/3名

認定

@ 日本呼吸器学会認定施設
A 日本呼吸器内視鏡学会認定施設

概要
初期臨床研修で得られた経験を基礎として、呼吸器内科医として専門的な理解、診療能力を習得し、患者を中心とした医療を進めることができるようになること。また、初期研修医を指導、サポートできることを目的とする。また、この期間は日本内科認定医とそれに続く、呼吸器学会専門医、呼吸器内視鏡専門医資格を取得するための期間となる。

気管支鏡検査はコンベックス型超音波気管支鏡を含めて、年間200件の検査を行っている。

局所麻酔下胸腔鏡検査により、原因不明胸水の診断、膿胸の治療を行っている。

病棟業務は、グループ制診療で行っている。

また、肺癌早期症例では、陽子線治療も可能である。

研修計画
呼吸器疾患に対する病態、診断、治療を理解・習得する。

呼吸器疾患の急性期管理、慢性期管理を学ぶ。


卒後3〜5年目 基本的診断・検査法

・病歴、身体所見のとりかたを習得する
・血液検査一般、生化学検査、腫瘍マーカー、血液ガス分析などを習得する
・胸部単純、胸部CT、MRI検査の読み方を習得する
・核医学検査(PET、骨シンチ、肺換気・血流シンチ)を習得する
・喀痰検査(グラム染色、抗酸菌染色、PCR法、細胞診)を習得する
・呼吸機能検査(換気力学検査、スパイログラム、ガス交換機能、運動負荷検査、睡眠時呼吸モニター)を理解する
・気管支鏡検査(擦過法、気管支・肺生検、気管支肺胞洗浄)を理解する
・胸腔鏡検査(胸水検査、胸膜生検)を理解する
・生検組織(気管支、肺、胸膜など)所見の読み方を理解する
・血管造影検査(気管支動脈造影、肺動脈造影)を理解する
・超音波・CTガイド下にての肺腫瘍穿刺検査を理解する
卒後3〜7年目 基本的治療法

・生活指導、食事療法を習得する
・薬物療法(抗菌薬、気管支拡張薬、副腎皮質ホルモン薬、抗腫瘍薬)を習得する
・救急蘇生、酸素療法、吸入療法を習得する
・気胸や胸水貯留に対する胸腔ドレナージを習得する
・気管支鏡下の治療(止血処置、ポリープ切除、ステント挿入など)を理解する
・非侵襲的陽圧呼吸(NPPV)管理を習得する
・気管内挿管、人工呼吸管理を習得する
・在宅呼吸療法(在宅酸素療法、在宅人工呼吸療法)を理解する
・包括的リハビリテーションを理解する
・癌放射線療法を理解する
・癌緩和治療を理解する
・外科的処置(肺葉切除、胸腔鏡下手術・肺生検)の適応決定を理解する
卒後7年目 専門医取得まで

・感染症
  急性上気道炎、急性気管支炎
  細菌性肺炎(市中肺炎、院内肺炎)
  非細菌性肺炎(ウイルス性、真菌性、マイコプラズマ、クラミジア)
・肺結核、非結核性抗酸菌症
  HIV感染症
  日和見感染症(カリニ肺炎、サイトメガロ肺炎など)
・閉塞性肺疾患
  肺気腫、慢性気管支炎、気管支拡張症、びまん性汎細気管支炎
・気管支喘息、咳喘息、アトピー咳嗽
  アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
・免疫反応性肺疾患
  好酸球性肺炎、過敏性肺炎
・間質性肺炎
  特発性肺線維症(IPF/UIP)、非特異的間質性肺炎(NSIP)
  COP/BOOP、膠原病関連肺疾患
・肺循環障害
  成人呼吸窮迫症候群(ARDS)、肺血栓塞栓症、肺性心、肺高血圧肺胞蛋白症
・肺腫瘍
  原発性肺癌、転移性肺腫瘍、肺良性腫瘍
・胸膜、縦隔、横隔膜疾患
  原発性肺癌、転移性肺腫瘍、肺良性腫瘍
・呼吸中枢疾患
  原発性肺癌、転移性肺腫瘍、肺良性腫瘍
取得できる資格
日本内科学会認定内科医

日本呼吸器学会専門医

日本呼吸器内視鏡学会専門医

平成21年度実績
症 例 名 症 例 数
肺癌 300例
肺炎(感染症) 120例
気管支喘息 15例
COPD 50例
間質性肺炎 20例
気胸 10例
胸膜炎,膿胸 30例
指導医責任者
滝 澤 秀 典
 

【専門医・指導医・認定医】
●気管支鏡専門医
●内科認定医
【専門分野】
●肺癌の化学療法
●気管支鏡による診断
●局所麻酔下胸腔鏡検査

メッセージ

 

総合南東北病院 研修医募集専用サイト

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TEL:024-934-5322/FAX:024-934-3165

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