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卒後3年目
1年目(経験目標数):基本的に消化器内科として行う検査や主義は3−5年目の区別はしない。個人の自主性と努力次第で研修のチャンスは広がる。
腹部超音波検査(200例)を自分で検査し、病変の所見を描出できること。
胃内視鏡検査(1,000例)を自分で検査し、病変の所見をとれること。
内視鏡の生検(200例)の補助および施行。
上部消化管出血に対する内視鏡的止血治療(20例)
内視鏡的胃瘻造設術の施行(50例)
大腸内視鏡検査(400例)を自分で検査し、盲腸まで到達できること。
大腸ポリープに対する内視鏡的ポリープ切除術(100例)
胃バリウムX線検査(50例)を自分で検査し、病変の所見を描出できること。
大腸バリウムX線検査(30例)を自分で検査し、病変の所見をとらえられること。
胃管の挿入(200例)が自分でできること。
イレウス管の挿入(20例)が自分でできること。
腹部X線写真が過不足なく読影できること。
腹部X線CT、MRI検査の読影のため適宜放射線科に院内研修を励行する。
希望する研修医はERCPも研修できる。(20例)その際は、助手としての補助を100例以上経験すること。
黄疸に対するPTCD、胆嚢炎に対するPTGBD(10例)
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卒後4年目
2年目(経験目標数):自分の得意分野を伸ばす。不得意分野をなくす。
腹部超音波検査(200例)を自分で検査し、病変の所見を描出できること。
胃内視鏡検査(1,000例)を自分で検査し、病変の所見をとれること。
内視鏡の生検(200例)の補助および施行。
上部消化管出血に対する内視鏡的止血治療(20例)
内視鏡的胃瘻造設術の施行(50例)
大腸内視鏡検査(600例)を自分で検査し、盲腸まで到達できること。
大腸ポリープに対する内視鏡的ポリープ切除術(100例)
胃バリウムX線検査(50例)、大腸バリウムX線検査(50例)を自分で検査し、病変の所見を描出できること。さらに読影ができること。
治療内視鏡の助手として治療に参加する。場合によっては自身で治療を行う。(20例)
胆膵疾患におけるERCPを介した治療:ENBD,ERBD,EMS,砕石治療(40例)
黄疸に対するPTCD、胆嚢炎に対するPTGBD(10例)
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卒後5年目
3年目(経験目標数):卒後4年目の項目に加え、治療内視鏡を中心に研修
腹部超音波検査(200例)を自分で検査し、病変の所見を描出できること。
胃内視鏡検査(1,000例)を自分で検査し、病変の所見をとれること。
内視鏡の生検(200例)の補助および施行。
上部消化管出血に対する内視鏡的止血治療(20例)
内視鏡的胃瘻造設術の施行(50例)
大腸内視鏡検査(600例)を自分で検査し、盲腸まで到達できること。
大腸ポリープに対する内視鏡的ポリープ切除術(100例)
胃バリウムX線検査(50例)、大腸バリウムX線検査(50例)を自分で検査し、病変の所見を描出できること。さらに読影ができること。
早期胃癌に対する粘膜剥離術(20例)
胆膵疾患におけるERCPを介した治療:ENBD,ERBD,EMS,砕石治療(50例)
黄疸に対するPTCD、胆嚢炎に対するPTGBD(10例)