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研修ノート/研修を終えての感想

国内留学(静岡県立静岡がんセンター 胃外科)

後期研修として2年間、南東北病院で一般外科として研修を行いました。6年目となり、静岡がんセンター胃外科にて研修する機会に恵まれましたので報告いたします。

 静岡がんセンター胃外科では年間400件以上の胃癌、GISTの手術を行っています。腹腔鏡下手術も増えてきています。スタッフが5名と、他科(大腸外科・呼吸器外科・肝胆膵外科)からも含めたローテートのレジデント2名(卒後6〜8年目)と研修の僕とで20〜30名の入院患者さんを担当しています。
 1日の流れとしては朝の回診、処置、透視検査、看護師と医師の申し送り(毎日行っています)、午前中から手術、夕方の回診、合間を見て指示出しといった感じです。内科外科(消化器内科、内視鏡科、画像診断科、胃外科、大腸内科)合同のカンファレンスが週に1回行われています。手術は週4日で平均8件あり、毎日第1または第2助手として参加しています。最近は執刀させてもらう機会も増えています。
 学会や研究会に参加する機会も多く、学会発表する機会もいただきました。
 以前と比較すると時間に追われることが少ないため、教科書、手術書、文献などを読む時間が増えました。抄読会も行っており、毎週レジデントが英語の論文を読んでいます。また、緊急的なことが以前より減り、肉体的・精神的に余裕ができました。そのため、論文作成を行うこともできます。

 残り半年となってしまった研修期間ですが、ここでの研修が南東北病院に戻ったときに生かせるように日々勉強していきたいと思います。人数的に足りない中、快く研修に出してくれた南東北病院のスタッフの方々に感謝しつつ、研修の感想としたいと思います。

胃外科 W医師



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