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研修ノート/研修を終えての感想

初期研修医1年目

僕は初期研修医一年目です。
現在3科目の消化器内科をローテートしています。まだ医師となって半年、消化器内科で1カ月半すぎたばかりですが、医師としての基本から叩き込まれています。
消化器内科の研修内容を簡単に説明させてもらうと基本的な病棟業務、週3回の外来、その他の時間は指導医の先生について上部・下部内視鏡検査やERCP,超音波などの様々な検査に入ります。
この中で特に貴重な経験となっているのが週3回の外来です。
消化器内科に来院される初診の患者さんに対しては指導医と診察前に事前打ち合わせをしますが、基本的に自分一人で問診、診察し、検査の計画をたてます。検査結果がでたら指導医の先生にフィードバックしてもらい追加の検査をオーダーします。すべての結果がそろったら、指導医から患者さんに説明をしてもらいます。
救急外来の当直の場合、緊急性の判断、対処療法中心の診断をするわけですが、通常の外来はその場だけでは診断がつかず、次回の精密検査の予約や入院での検査治療の計画を立てなければならず、救急外来とは一味違う緊張感があります。
現在,指導してもらっている西野先生は多忙な外来の中でもしっかり時間をかけてフィードバックしてくれます。主訴からの鑑別診断、検査項目、治療指針,すべてにおいてすぐに正解を教えてくれるわけでなく、正解を導き出す考え方,プロセスから指導してもらっています.このような時間を与えてくれる外来は未熟な研修医の僕にとっては非常に魅力的です。
この消化器内科の一ヶ月半だけで緊急手術に踏みきった患者さんや様々な疾患の患者さんを経験させてもらいました。僕の指導医である西野先生は「この外来で診た疾患、診断のプロセスを患者さんの顔とともに覚えておくこと。この経験は君の財産になる」と言ってくれました。
正直、医師として未熟すぎて指導医に呆れられている僕ですが、この消化器内科のローテートで得た財産を基礎に一人前の医師になれるように努力していきたいと思っています。



消化器センター長 西野徳之先生と研修医との会話はこちらから↑

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